日本人に必要不可欠なごはん。そろそろ買いに行くか…とスーパーに出かけると、お米の棚が上から下まですっからかん!
スーパーからお米が消えた!!
この1ヶ月、「米」と検索すると「米不足」「米ない」などのワードが続き、現在もなお“買いたいのにお米が買えない”家庭で溢れています。
米不足に陥った今、ネット上では「米がないからパスタを食べるか」「パンを買って凌いでいる」との声が聞かれます。
だけど、そうじゃない。私は白いごはんが食べたいんだ!!
そんな白米を求める人へ現在の状況と今後について、そしてどこで買えるのかをお伝えします。
[米が売っていない!]米不足の理由
[米が売っていない!]なぜ売っていないの?
米不足と言われる要因には、以下の理由が挙げられます。
- 農家の減少による生産力の低下
- 異常気象(記録的な猛暑・少雨・豪雨)の影響による供給量の減少
- 家庭用の需要回復による消費量の増加
- 「コロナ明け」によるインバウンドによる外食需要の増加
[米が売っていない!]米が売っていないけれどご飯が食べたい!の解決方法
[米はどこで買える?]直売農家から購入する
スーパーは売り切れですが、生産農家さんですと現在も販売している可能性があります。
実際に、私の職場にいる米農家の娘さんは「うちの蔵にたくさんあるので、米不足って聞いてびっくりしている」と話していました。
米農家を知り合いに持つ母も「この間、30キロ予約したところよ」と言っていたばかりです。
直売農家さんのネット通販や、直売所に訪れてみることをお勧めします。
購入できる場合でも、農家さんは異常気象による被害を受け例年と比較し生産量自体が減少しています。
販売価格の高騰はやむを得ないと考えましょう。
[米はどこで買える?]お米屋さんで購入する
スーパーではなくお米の販売を行う専門店、いわゆる「お米屋さん」に訪れてみてください。
近隣にお米屋さんがない場合にも、インターネット販売を行うお米専門店も存在します。
お米屋さんは、その名のとおり”お米を売ること”を専門としているので、生産農家と一定量の仕入れを約束する直接契約や年間契約を結んでいる可能性が大きいです。
お米屋さんとしても、商品であるお米を欠かすことは死活問題です。
スーパーとは別のルートで在庫の確保がされていることが考えられます。
ただ、現在の状況ではお米屋さんの仕入値自体の高騰や、普段はスーパーでしか買わないという人たちも同じようにお米屋さんへお米を求めることから、売り切れや販売価格が高くなっていることもやむを得ません。
[米はどこで買える?]お惣菜売り場の炊きたて白ごはんを購入する
スーパーのお惣菜売り場では、炊飯済みのパック詰め白ごはんが売られていることがあります。
お惣菜用の米は、恐らく一般消費者の購入先とは別で確保されていることが考えられますので、お惣菜売り場のチェックをお勧めします。
当日に食べる予定がない場合も、冷凍保存をすることで別日に食べることができるので、見かけたら購入しておいてはいかがでしょうか。
[米はどこで買える?]パックごはんを購入する
米はなくともパックごはんなら売っている可能性があります。
パックごはんは長期保存も可能なので、スーパーに立ち寄った際に売り場を確認してみることをお勧めします。
[米はどこで買える?]冷凍食品を購入する
白米が売られていることは稀ですが、焼きおにぎりやチャーハンなど米を用いた冷凍食品が多く売っています。
どうしてもお米が食べたい際には、冷凍食品を利用することをお勧めします。
[米が売っていない!]今後どうなるの?
新米の収穫時期は例年9月〜10月、そして市場には順次出回る出回る(10月〜11月頃)とされています。
今年に限らず、毎年8月は新米の出荷シーズンを前に、1年の中で最も米の在庫が少なくなる時期。
つまり、出荷量は減少しているものの例年通りの状況であるとも言えます。
新米が流通するにつれて、一部の品薄状態も解消に向かうとみられるので、過剰な買いだめなどはせず必要量を買い足して過ごしましょう。